全作品インデックス
新人の純文学に贈られる賞
1R1分34秒

1R1分34秒

町屋良平 著 / 新潮

デビュー戦に勝ったあと負けが込んでいるプロボクサーが、新しいトレーナーと次の試合に向かう話です。

読者の受け止め方

デビュー戦をKOで勝ったものの、そのあとは3敗1分けと負けが込んでいるプロボクサーの「ぼく」。次の試合の相手の動画を何度も見て、あれこれ考えすぎてしまう。そんな「ぼく」に、新しいトレーナーとしてウメキチがつきます。

ボクシングを題材にしながら、描かれているのは「ぼく」の頭の中の揺れです。爽やかなスポーツ小説を想像すると、悩みや迷いの濃さに驚くかもしれません。ウメキチとの関係がいい、という感想がとても多く、短いのに密度が濃い、読みながら「報われてくれ」と願ってしまった、という声もありました。

分かれる点

主人公の考えがそのまま流れていくような文章なので、読みにくい、すっと入ってこない、と感じた人もいます。好みが分かれるタイプの作品ですが、何かに行き詰まっている時期の人ほど響く、と受け止める人もいます。

同じ回の芥川賞受賞作

前後の回の芥川賞受賞作

芥川賞の歴代受賞作をすべて見る →

こんなところでも紹介されています

ブクログに感想が寄せられています。第160回は、上田岳弘『ニムロッド』との同時受賞でした。

受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラム、および楽天アフィリエイトの参加者です。リンクを経由してご購入いただくと、サイト運営者に紹介料が支払われます。
Amazonのアソシエイトとして、文学賞ガイドは適格販売により収入を得ています。
↑