野球にかかわる人たちを描いた、7つの短編が入っています。表題作「受け月」のほかに、「切子皿」「冬の鐘」「夕空晴れて」など。グラウンドの外にある、それぞれの人生の喜びや悲しみが、静かに描かれていきます。
「心に沁みる」「美しく静かな短編集」という感想が多い本です。自然の描写の美しさ、人と人とのつながりの深さ、心の揺れを描く筆の確かさが評価されています。昭和の香りが漂う登場人物たちに惹かれた、という声もありました。好きな話としては、表題作のほか「切子皿」「冬の鐘」「夕空晴れて」がよく挙がっています。
野球に興味がないと、話に起伏がなく感じた、という声があります。とはいえ、野球はあくまで舞台で、描かれているのは人生そのものだ、と受け止める人が多いようです。
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受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。