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新人の純文学に贈られる賞
限りなく透明に近いブルー

限りなく透明に近いブルー

村上龍 著 / 群像

読者の受け止め方

1970年代、米軍の基地がある東京・福生。19歳のリュウと仲間たちは、ドラッグとセックス、ロックに明け暮れる日々を送っています。その退廃的な毎日を、リュウの目がただ淡々と映していく。村上龍さんのデビュー作で、発表当時は大きな話題になりました。

衝撃的な内容なのに、文章は平易で、どこか清潔にさえ感じられる。その落差に驚いた、という感想が多い本です。匂いや手ざわりまで伝わってくる描写で、場面が立体的に浮かび上がる、という声もあります。山場があるわけではないのに、思わず最後まで読んでしまった、という人もいました。

分かれる点

評価ははっきり割れていて、気持ち悪くて読むのがつらかった、という声がとても多いです。話の筋らしい筋がなく、何が言いたいのか分からなかった、女性の登場人物の描き方が浅い、という声もありました。描写の激しさを受け止められるかどうかで、読み方がまったく変わる本です。

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受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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